マンションの管理を担当するAさん(72歳)は、ごみステーションに大量に運び込まれた段ボールの整理に当たっていた。
業者がまもなく回収に来るというので、できるだけ小さくまとめようと、カッターナイフで断裁していたところ、勢い余って自分の足を切ってしまった。
CASE49
大掃除のごみ出しで… カッターナイフを使用する作業にご注意!
2021/12/22 17:00
2021/12/21 12:00 更新![]()
カッターナイフの刃の出し過ぎは禁物
年末年始、職場でも家庭でも粗大ごみが大量に出ます。中でも段ボールは重量のわりにかさばるので、回収してもらうまでの間、保管場所に苦労します。できるだけコンパクトにたたもうとして、カッターナイフを使って断裁する作業風景をよく見かけます。今回取り上げた事例の場合、使用したカッターナイフの大きさや刃の出し方、作業方法に問題があったと思われます。
段ボールは厚手のものでも5ミリ程度ですからそれ以上に刃を出す必要はありません。メーカーの仕様書を見ると、「刃の長さは1ピッチ(刃を折るための筋)以上出さずに使用すること」とあります。刃の出し過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
また、段ボールを断裁するのはそれなりの力と技術も必要ですから、廃棄のための整理であれば、断裁より、折りたたむ方が安全と考えられます。
この記事はマイページ会員限定です。登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
過去の記事
-
- 2026/02/25
- CASE99 ゴミ圧縮装置に手を挟まれ、切創!―機械設備の異常時の操作マニュアルを整備しよう―
-
- 2026/01/25
- CASE98 階段と雪のダブルパンチで転落、尾骶骨骨折!―日常点検も天候によって実施の可否を検討―
-
- 2025/12/25
- CASE97 呼び出しにあわてて飛び出し、転倒、頭を強打!―責任感や感謝の気持ちがヒューマンエラーに―
-
- 2025/11/25
- CASE96 嘔吐物の処理で手に薬傷を負う!―次亜塩素酸ナトリウムの扱いにはマニュアルを―
-
- 2025/10/25
- CASE95 コンセントを差し替えたら火花がとび、火傷を負う!―電気機器の定期的点検と異常時の対応―

