事例に学ぶ健康安全クリニック CASE49
大掃除のごみ出しで… カッターナイフを使用する作業にご注意!

2021/12/21 12:00 更新

    カッターナイフを使って段ボールを裁断する作業中に誤って傷を負ってしまった。

    マンションの管理を担当するAさん(72歳)は、ごみステーションに大量に運び込まれた段ボールの整理に当たっていた。
    業者がまもなく回収に来るというので、できるだけ小さくまとめようと、カッターナイフで断裁していたところ、勢い余って自分の足を切ってしまった。


カッターナイフの刃の出し過ぎは禁物

年末年始、職場でも家庭でも粗大ごみが大量に出ます。中でも段ボールは重量のわりにかさばるので、回収してもらうまでの間、保管場所に苦労します。できるだけコンパクトにたたもうとして、カッターナイフを使って断裁する作業風景をよく見かけます。今回取り上げた事例の場合、使用したカッターナイフの大きさや刃の出し方、作業方法に問題があったと思われます。
段ボールは厚手のものでも5ミリ程度ですからそれ以上に刃を出す必要はありません。メーカーの仕様書を見ると、「刃の長さは1ピッチ(刃を折るための筋)以上出さずに使用すること」とあります。刃の出し過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
また、段ボールを断裁するのはそれなりの力と技術も必要ですから、廃棄のための整理であれば、断裁より、折りたたむ方が安全と考えられます。

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