活動報告
福祉施設「ふらっとKOKUFU」での清掃奉仕活動を実施(徳島)

2023/1/25 :00 更新

徳島



2022年12月19日、徳島ビルメンテナンス協会は、福祉施設「ふらっとKOKUFU(徳島県徳島市)」での清掃奉仕活動を実施しました。

本事業は、徳島ビルメンテナンス協会(および徳島ビルメンテナンス協同組合)が、「県」「県教育委員会」「徳島県社会福祉事業団」の四者で締結した「障がい者の就労支援活動に関する協定」を生かし、協会と事業団が協力し、社会福祉施設等への清掃奉仕活動を行うものです。

本清掃奉仕活動の最大の特徴としては、特別支援学校の生徒たちが清掃作業に参加し、協会員から技術指導などの支援を受けながら共に地域貢献活動を行う点です。
本事業を通じて、特別支援学校の生徒たちが日ごろより学習している清掃技能を発揮して社会貢献活動を行うことで、生徒たちの自己肯定感を高めること。そして、共に作業にあたり指導を行う協会員が特別支援学校の生徒たちを理解し、障がい者雇用へのハードルをどのように超えていけばよいかを知り、実際の雇用へ結び付けていくことがねらいです。

12月19日の早朝、今回の清掃奉仕活動の場所となる「ふらっとKOKUFU」に、会員企業21社から23名が集合しました。


第41回目の社会奉仕活動となる今回は、「最強寒波が到来」と天気予報でも語られ、前日の昼過ぎから降り出した雪の影響で交通に遅延が生じるなどトラブルがあったものの、参加者は開始前に事故やケガをすることなく無事に集合。当日は晴天となりましたが、山々から風に運ばれた雪が降る中での活動となりました。

徳島ビルメンテナンス協会の菊池会長ならびに徳島県社会福祉事業団 小谷敏弘理事長からの開会のあいさつがあり、その後各班に分かれて作業を開始しました。

「寒いので、みなさま体をしっかりほぐしてケガのないようにしましょう」
(徳島ビルメンテナンス協会 菊池 健次会長)

「皆様の日ごろからのサポートに感謝します」
(徳島県社会福祉事業団 小谷敏弘理事長)


会員企業からの参加者を中心に、板野支援学校、国府支援学校、みなと高等学園の生徒数名がそれぞれ各班に合流し、社会福祉施設の清掃作業に取り組みました。

予定では、ガラス清掃班、床洗浄班、エアコン清掃班など、計5班に分かれ作業を行う予定でしたが、各支援学校生徒の生徒たちが日ごろの学習の成果をいかんなく発揮した結果、当初予定していた作業内容を、大幅に時間を残して完了。
その後は各参加者が持ち込んでいた道具を使い、時間いっぱいを使って可能な限りきれいにするべく、当初の予定になかった作業も行い、一日の作業を終えました。



▲プロからの指導を受けながら、一緒に作業に取り組む生徒たち
▲寒波の影響で凍ってしまった雨どいのつまりも除去


清掃作業の終了後には、施設を代表して利用者の方から感謝状などの贈呈が行われ、一日の工程が無事終了しました。 清掃作業に参加した特別支援学校の生徒からは「今日の経験を生かして、学校生活や就職に活かしたい」といった感想が寄せられています。

▲感謝状授与のようす    
▲けが人なく、無事に作業を終えました



●障がい者の就労支援活動に関する協定(四者協定)とは?
徳島協会では、1980年より2016年6月より毎年、社会福祉施設での清掃ボランティア活動を行ってきたほか、アビリンピック徳島大会の開催支援、災害避難所の衛生確保に向けた県関係機関との連携啓発活動、産業教育支援など、多方面にわたって地域に根付いた活動を行ってきました。
それら長年にわたる社会貢献活動が関係団体や地域社会に認められるようになり、県および県教育委員会と徳島ビルメンテナンス協会(および徳島ビルメンテナンス協働組合)による全国初の三者協定「徳島県立特別支援学校の生徒等の就労支援活動に関する協定」が2016年6月29日に締結されるに至りました。

これら長年にわたる活動が一助となり、B型就労における徳島県の平均賃金が、2018年には全国首位にまで押し上げられました。こうした活動の成果を弾みに、同年にはこれまで三者間で取り交わしていた協定をベースに、新たに徳島県社会福祉事業団を加え「障がい者の就労支援活動に関する協定書」として全面改訂し、四者協定を締結しています。 て全面改訂し、四者協定を締結しています。

「今後も協会の活動を通じて、平均工賃の向上や障がい者の方の一般就労に向けた技術向上などに寄与していきたいと考えています」と、徳島協会菊池会長は語りました。

■関連リンク
一般社団法人徳島ビルメンテナンス協会
https://www.nc2.ict-tokushima.jp/tokushima-bm/html/htdocs/