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緑十字展2022&全国産業安全衛生大会レポート

2022/12/05 17:40

中央労働災害防止協会が主催する「第81回(令和4年度)全国産業安全衛生大会」「緑十字展2022」が、10月19日~21日に福岡県福岡市(福岡国際会議場、マリンメッセ福岡)にて開催されました。
全国から約7,800名が来場した今大会の現地のようすをレポートします。

第81回全国産業安全衛生大会

全国産業安全衛生大会では産業安全の推進と労働災害防止を図ることを目的に、これにかかわる研究発表・講演・労働安全衛生功績者の表彰など、さまざまなイベントが開催されます。
毎年開催されており、今年で第81回目となる今大会は、特別セッションを含む14の分科会、200題が発表されました。

その一つ「第三次産業分科会」では、全国ビルメンテナンス協会・小田広報委員会委員長が『いつでもどこでも活用できる労働安全衛生を広めるための新たな取り組み』の演題で広報委員会の活動を発表。
全国ビルメンテナンス協会にて運営している「労働災害発生報告システム」をはじめ、WEB配信を開始した動画「安全・健康のツボ」などを紹介しました。ビルメンテナンスだけでなく、他の業種の参加者からも「全国協会の動画を利用したい」との評価をいただきました。

▲全国協会の活動を発表する小田広報委員長

そのほか大会の開催結果は、「第81回全国産業安全衛生大会」公式サイト(こちら)をご覧ください。

緑十字展2022~働く人の安心づくりフェア~

全国産業安全衛生大会と併催される緑十字展は、安全衛生に関する機器・機械の展示や、安全衛生に関する講演・セミナーが開催される展示会です。
今年度は193社の企業による786小間が出展、18,509名が来場し、おおいに賑わいました。

▲当日の会場の様子

特に注目を集めたのが、実際に10種類の保護具が体験できる「安全衛生保護具体験道場」。
ドライアイスを使って酸素濃度が下がった状態を作り、その中に検査機器を入れると警報が鳴る“酸素測定体験”や、高所作業に欠かせない「フルハーネス(安全帯)」を実際に着用してぶら下がる“フルハーネス装着体験”など、最新の機器・技術に実際に触れることができる貴重な機会に、来場者は積極的に参加していました。

▲酸素測定の体験

▲フルハーネス(安全帯)の体験

そのほか緑十字展の開催結果は、「緑十字展2022」公式サイト(こちら)をご覧ください。