補助金・助成金情報#134
どんな事業をしたいか明確にする方法
2025/11/28 09:00
起業アイデアが思いつかないときの出発点
起業や新しいビジネスの構想を始めると、最初にぶつかるのが「そもそも何をすべきか思いつかない」という課題です。事業の種となるアイデアは、特別な才能や突飛な発想から生まれる必要はなく、体系的な思考と日常の観察から導き出すことが可能です。
まず取り組むべき「自分の内面の掘り下げ」
まず取り組むべきなのは、自分自身の内面を丁寧に掘り下げる作業です。ビジネスは長い期間向き合うものですから、興味が薄いジャンルを選んでしまうと途中で意欲が途切れる恐れがあります。いきなり「どんなビジネスにするか」を考えるのではなく、「自分はどんな人間なのか」を整理することが出発点になります。
たとえば、「自分が好きな事・関心のある領域(例:食、旅、学習、テクノロジーなど)」、「人より得意だと感じる点や知識量が多い分野(例:文章作成、データを見るのが得意、接客スキルが高いなど)」、「これまで積み重ねてきた経験や技術(職歴、保有資格、趣味分野など)」といった視点で、紙に書き出して整理する方法が役立ちます。
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