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第17回全国ビルクリーニング技能競技会
入賞者コメント

2021.12.10 11:00 更新

2021年11月25日、東京ビッグサイトにおいて「第17回全国ビルクリーニング技能競技会」が開催されました。競技会終了直後に、入賞された皆さんにインタビューを行いました。それぞれ喜びの表情をお届けします。


◎厚生労働大臣賞
近畿地区/
長田千宏さん(テルウェル西日本株式会社)

「競技会のことは入社時から知っていました。当社は毎回出場していたので、「自分もいつか」という思いがありました。今回、初出場の機会を得て、出るからには入賞を狙おうと、毎日練習に取り組んできました。練習中はポリッシャーやモップをテーブル等に当ててしまうミスが多かったので、本番では当てないように意識しつつ、ていねいで素早い動作を目指しました。最高賞である厚生労働大臣賞をいただくことができて、驚きと同時に安心しました。率直にうれしかったです。」(長田さん)

ビルメン歴は7年目くらいで、ふだんは社内で指導を担当している長田千宏さん。

◎東京都知事賞
近畿地区/
佐野守生さん(株式会社JR西日本メンテック)

「終わったばかりでまだ実感がわきません。コロナ禍で練習時間が限られている状況で、週2回くらいの頻度で練習に励みました。ふだんの業務の中では、20平米あるコートに2度モップ掛けすることはなく、未知の作業に最初は戸惑いました。自分にとって大きな冒険だったと感じています。指導いただいた先生や、アドバイスをくれた先輩方にお礼の気持ちを伝えたいです。」(佐野さん)

日頃は駅舎の清掃業務に従事しているという佐野守生さん。

◎厚生労働省人材開発統括官賞
九州地区/
中元大輔さん(株式会社南日本総合サービス)

「先輩方の熱心なご指導や多くの方々の応援のおかげで入賞を手にすることができ、本当に嬉しく思います。同時に、最高賞を目指して努力してきたので、やはり悔しい気持ちも感じています。半年ほどをかけてコツコツ練習を続けてきました。直前の1カ月は毎日のように練習に打ち込みました。今日の自分の演技に点数をつけるなら、70点くらいでしょうか。」(中元さん)

ふだん現場に立つのではなく、マネジャーとして働く中元さん。

◎中央職業能力開発協会会長賞
東京地区/
鹿島勇太さん(株式会社第一ビルメンテナンス)

「競技を終えて、ホッとした気持ちと、最高賞を獲れなかった悔しい気持ちが半分ずつです。今日の演技を振り返ると、除塵作業でおがくずを思うように取り除けなかったことが、最後まで響いたと思います。注目される舞台に立つ機会をいただき、自分にとってよい経験をさせてもらったと感じています。これまで支えて下さった方々には本当に感謝しております。今度は後輩へ指導する立場として、今回の経験を生かしていきたいです。」(鹿島さん)

練習段階から「自分に打ち勝つ」ことを目標に取り組んできたと話す鹿島さん。

◎全国ビルメンテナンス協会会長賞
北海道地区/
太田香奈さん(テルウェル東日本株式会社)

「コロナの影響で北海道地区での競技会は中止になってしまいましたが、全国大会に出場できて大変うれしかったです。本番の舞台では、自分でも感情をコントロールできないほど緊張していました。ですが、大きなミスもなく終えることができて安堵しました。大きな賞をいただいたことにびっくりしています。」(太田さん)

ビルメン歴18年にして競技会に初出場。見事入賞を果たした太田香奈さん。


その他の結果については、こちらをご参照ください。