subsidy subsidy_sp

補助金・助成金情報#7
『職場改善の強い味方!働き方改革推進支援助成金 (勤務間インターバル導入コース)とは? 』

2020/09/01 10:00

職場改善の強い味方!働き方改革推進支援助成金 (勤務間インターバル導入コース)とは?


 厚生労働省では「働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)」を公募しています。時間外労働の削減等の働き方改革につながる取組を行い、勤務間インターバル(終業時間と始業時間に一定の休息時間を設ける制度)を就業規則等に導入した場合、取組にかかった経費の一部が助成されます。

 昨年度は「時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)」という名称でしたが、名前ともに要件のいくつかも変更されました。今回はこの「インターバル導入コース」について解説します。

 支給対象となるのは原則「勤務間インターバルを導入していない(以下「新規導入」)」中小企業です。また「9時間未満の勤務間インターバルを既に導入している(以下「時間延長」)」、「9時間以上の勤務間インターバルを導入しているが対象労働者が半数以下である(以下「適用範囲拡大」)」中小企業も対象になります。

 尚、「『年5日の年次有給休暇の確実な取得』を就業規則に盛り込んでいること」も要件となります。2019年4月より改正労働基準法が施行され、年に10日以上の有休が付与される労働者に対して、毎年5日の有休を取得させることになりました。まだこちらの対応をしていない企業は上記を就業規則に盛り込み、所轄労働局に届け出る必要があります。

この記事はマイページ会員限定です。登録(無料)すると続きをお読みいただけます。