補助金・助成金情報#150
補助金を前提にした事業計画がうまくいかない理由
2026/08/07 10:00
補助金の申請を検討する際、「使えそうな補助金があるなら、何か事業に活用できないか」と考えることがあります。補助金を利用して設備投資や新たな取組を進めること自体は問題ありません。ただし、事業を考える順番を間違えると、計画そのものが歪んでしまいます。いわゆる「補助金ありき」の発想です。
補助金は本来、自社が実現したい事業を後押しするための手段です。ところが、補助金の獲得が最優先になると、いつの間にか事業の目的よりも採択されることの方が重要になります。その結果、申請時にはもっともらしく見えても、実際には成果につながりにくい計画が出来上がります。
最初に起こるのが、自社の経営課題より補助制度の条件を優先してしまうことです。本来なら、「現在どのような課題があるのか」「その課題を解決するには何が必要か」という順序で考えるべきです。しかし補助金を起点にすると、「設備購入が対象なら設備を導入しよう」「DXが評価されるならシステムを入れよう」と、制度に合わせて事業内容を組み立てるようになります。
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