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活動報告(福岡)
第32回「都市ビル環境の日」を開催

2026/10/19 15:00

(福岡)第32回「都市ビル環境の日」を開催
~地域の美化活動とともに、人とロボットが共に働く未来を考える~

公益社団法人福岡県ビルメンテナンス協会は、2026年10月2日(金)、第32回「都市ビル環境の日」を開催しました。
「都市ビル環境の日」は、ビルメンテナンス業が担う社会的役割を広く発信するとともに、快適で持続可能な都市環境について考える機会として、福岡県協会が長年にわたり取り組んでいる事業です。

当日は、午前に地域美化活動「クリーンアップ福岡」、午後に「NEXT50!人とロボットが共に働く未来を考える」をテーマとしたシンポジウムが行われ、地域への貢献とビルメンテナンス業界の未来を同時に発信する一日となりました。

463名が参加した「クリーンアップ福岡」

午前中に行われた「クリーンアップ福岡」には、福岡県内の各地区から合計463名が参加しました。

福岡地区では、福岡県協会の会員企業だけでなく、博多高等学園の生徒・職員の皆さまや一般企業の方々も参加し、総勢315名で川端商店街や博多川河川歩道の清掃活動を実施しました。揃いの帽子とベストを身に着け、参加者が一体となってまちをきれいにする姿は、ビルメンテナンス業が日々担っている「清潔で快適な環境を守る仕事」を、地域の皆さまに身近に感じていただく機会となりました。

福岡県協会では、住みやすいまちづくりへの貢献の一環として、都市の美化運動「クリーンアップ福岡」を継続的に実施しています。今回も、多くの参加者が地域の環境美化に汗を流し、清掃を通じた地域貢献というビルメンテナンス業の原点を改めて示す活動となりました。

新たな試みとして「ロボット」も清掃活動に参加

今回のクリーンアップ福岡では、新たな取組として、デジタル情報戦略室株式会社の協力により、人型ロボット「Unitree G1 R&D」と犬型ロボット「Unitree Go2 Air」が参加しました。

これまで人の手を中心に行われてきた地域美化活動の中にロボットが加わる光景は、参加者や地域の方々からも注目を集めました。

単にロボットを紹介するだけでなく、地域清掃という身近な活動の中で、人とロボットが共に活動する姿を実際に示したことは、今回の「都市ビル環境の日」を象徴する新しい試みとなりました。

「人とロボットが共に働く未来」をテーマにシンポジウム

午後は、福岡市中央区天神のワン・フクオカ・ビルディングにおいて、「NEXT50!人とロボットが共に働く未来を考える」をテーマにシンポジウムを開催。会員(77人)、賛助会員(11名)、一般参加者(4名)を合わせて92名が参加しました。

近年、ビルメンテナンス業界では、人手不足や高齢化、技能継承といった課題が深刻化する一方、AIを活用した設備管理や点検、清掃ロボットの高度化、ヒューマノイドロボットの開発など、新たな技術が急速に進展しています。今回のシンポジウムでは、こうした変化を踏まえながら、これからのビルメンテナンスのあり方について考えました。

はじめに藤会長の挨拶が行われ、続いて「第19回子ども絵画コンクール表彰式」が行われました。今年は44校から応募総数148点の作品が集まり、その中から最優秀賞3人のうち、2人の方がご家族と一緒に来場され、藤会長より賞状と副賞が授与されました。

基調講演では、株式会社安川電機 理事 技術開発本部 副本部長 兼 アグリメカトロニクス開発部 部長の松浦英典氏が、「ロボット自動化領域拡大の取り組み~AI適用で広がる自動化ソリューション~」をテーマに講演しました。

続くパネルディスカッションでは、松浦氏と九州大学工学研究院 機械工学部門 教授の山本元司氏をパネリストに迎え、福岡県ビルメンテナンス協会の吉次正利氏の進行により、「人は何を担い、AI・ロボットには何を任せるのか」をテーマに議論が交わされました。

また、休憩時間には、午前中のクリーンアップ福岡にも参加した人型ロボットと犬型ロボットによるパフォーマンスが行われ、会場の注目を集めました。

地域への貢献と業界の未来をつなぐ取組

福岡県協会が長年継続してきた「都市ビル環境の日」は、地域の美化活動を通じて社会に貢献すると同時に、ビルメンテナンス業界の役割や可能性を広く発信する取組です。

今回、長年続く「クリーンアップ福岡」にロボットが参加し、午後にはAI・ロボットと人との役割分担について議論することで、「清掃・環境美化」というビルメンテナンスの原点と、「テクノロジーを活用した未来」の双方をつなぐ一日となりました。

■関連リンク
公益社団法人福岡県ビルメンテナンス協会
http://www.fukuoka-bma.jp/