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開催報告:【会員企業限定・対面型セミナー】
人手不足時代の新提案 高所洗浄作業をドローンで効率化 

2026/09/18 16:30

2026年9月15日(火)に開催いたしました【会員企業限定・対面型セミナー】人手不足時代の新提案 高所洗浄作業をドローンで効率化は、52名の皆さまにご参加いただき、おかげさまで大盛況にて無事終了いたしました。

参加者アンケートでは、「大変勉強になりました」「施工できる協力会社をつないでいただけますと幸いです」といった嬉しいお声を多数いただいております。

(株)TRIPLE7 岩岡代表

【座学】ドローンを活用した高所洗浄の現状と導入手法

高所の洗浄におけるドローン活用の最新動向をはじめ、実際の施工事例や導入効果、安全対策、適用範囲などが解説されました。足場を組む必要がないため「工期短縮」「コスト削減」「作業員の安全確保」に大きな効果が期待できる一方、固着した頑固な汚れへの対応や強風時の作業には制約がある点も共有されました。また、導入手法として「外注」「外注と人材育成の併用」「内製化」の3パターンが示され、内製化を進める際には資格取得や飛行許可、保険加入、安全運用体制の構築が不可欠であることが伝えられました。

外壁洗浄デモンストレーション

実演にあたっては、風向きや風速の常時監視はもちろんのこと、万が一のトラブルに備えたプロペラガードの装着、厳重な飛行前点検、さらにはホースの取り回し(ホースさばき)に配慮した徹底した安全管理体制を構築。セミナーご参加の皆さまや周辺環境への安全を最優先に確保したうえで、安全かつ確実な高所洗浄が実現できることをご確認いただきました。

山崎産業株式会社 第二営業本部の壁面を外壁洗浄している様子

ホースの取り回し(ホースさばき)が重要だそう。徹底した安全対策です。

DJI Dock3による自動離着陸および巡回ルートの自動航行

当日は「山崎産業株式会社の施設を守る」というコンセプトのもと、施設管理や防犯・巡回点検におけるDJI Dock 3(ドローン自動運用基地)を活用したドローンの具体的な導入・活用手法が紹介されました。

自動運用のための基地(Dock3)

施設の自動巡回・防犯監視
あらかじめ設定した巡回ルートに沿って自動飛行し、敷地内にある作業車の台数確認や門付近の人物検知を行います。例えば「赤い車を見つける」「文字を探す」といった特定条件による自動検出・追跡・撮影にも対応し、施設周辺の混雑把握や防犯監視、盗難対策に活用できます。

DJI Dock 3及びMatrice 4TD(対応機体)による車両のAI検知

熱異常の検知と設備点検
赤外線カメラへ切り替えることで、屋上設備やボイラー施設などの温度をリアルタイムに確認できます。設定温度(当日は30度以上)を超える熱異常箇所を検知した際には自動で画像を記録・通知するため、設備の巡回点検を効率化できます。

DJI Dock 3及びMatrice 4TD(対応機体)は、赤外線カメラによる赤外線温度異常の検出が可能

データの自動保存と経年変化の分析
飛行中に撮影された画像データはメディアサーバーへ送信・保存されます。定点撮影したデータを過去の画像と比較することで、屋上設備や建物の変化・異常を視覚的に把握・管理することが可能です。

遠隔指示による省力化・無人運用
現地に作業員を配置することなく、離れた場所にあるパソコンからWi-Fi経由で飛行指示を送信できるため、日常的な点検・巡回業務の負担を軽減し、作業の省力化・無人化を実現します。
Dock内ではバッテリーの充電やデータのアップロードが自動で行われ、必要なタイミングになるとドローンが自動で離陸し、巡回飛行を行ったあと再びドックへ戻ります。

飛行ルール・飛行申請について

バウンダリ行政書士法人 代表行政書士 佐々木 慎太郎氏

また、実演後は特別ゲストとしてドローン関連の許認可・法務支援を専門とするバウンダリ行政書士法人の代表行政書士・佐々木 慎太郎氏にも登壇いただき、業務で扱う100g以上のドローンを屋外で飛行させる際に守るべき航空法規制と運用上の必須手続きについて解説いただきました。

次回は、ビルメンテナンス業務におけるドローン活用について専門家にまとめて相談できる「生産性向上ワンストップ相談会(仮)」を12月に開催予定です。

詳細が決まり次第、会員の皆さまへご案内いたします。