使用済み注射針には危険がいっぱい!
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使用済み注射針が捨てられている可能性が高い場所
オフィスビル、ホテル、ショッピングセンター、空港など、不特定多数の方が利用される建築物に捨てられている可能性があります。特にトイレ・ホテルの客室など、個人空間になりえる場所に多く捨てられていることがわかっています。
使用済み注射針で刺した場合、感染する危険性があります
注射針の空洞部分に溜まった血液が、刺し傷から体内に入り込むことにより、B型肝炎、C型肝炎、HIVなどの血液由来の感染症にかかる危険性があります。
使用済み注射針に注意しましょう
不適切に捨てられた使用済みの注射針は、針が剥き出しのままで目立たない状態で放置されている傾向があります。特にビルメンテナンス会社は清掃作業時に注意してください。
- ゴミ処理のときは、素手で作業をしないようにしましょう。
- ゴミ袋を運搬するときは、ゴミ袋が身体に触れないようにしましょう。
- 注射針を発見したときは、ピンセットなどを利用し、手で直接触れないようにしましょう。
- 注射針を発見した場合は、建築物維持管理の責任者など関係者に報告し、掲示など注意喚起の対応を相談しましょう。
使用済み注射針で刺したときの対処方法
使用済みの注射針で刺したときは、ただちに適切な対処をしてください。
- 刺した部位の血液を手で押し出し、流水で洗浄しましょう。
- 勤務先に報告したうえで、病院で受診する等、医師の判断にしたがいましょう。
- 建築物維持管理の責任者など関係者にも報告しましょう。