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インタビュー記事

#05

「Work Smarter」をコンセプトに、スマートな清掃を可能にするカラフルな用具を展示

ニューウェル・ラバーメイド・ジャパン株式会社
ラバーメイドコマーシャルプロダクツ シニアセールスマネージャー 森田琢也様
ラバーメイドコマーシャルプロダクツ セールスエグゼクティブ 鈴木秀明様
ラバーメイドコマーシャルプロダクツ トレードマーケティングマネージャー 豊田志保様

海外の様々なオリンピック会場でも使われてきたカラフルな清掃用品は、ニューウェル・ラバーメイドの特長だ。作業者の負担軽減を徹底して考えた、余計な作業動作を削減できる工夫が随所にほどこされており、人手不足気味の現場を支援する。「Work Smarter.」というコンセプトを掲げて展開している同社に、展示会でのみどころを伺った。

カラフルでスマートな特長を備えるメンテナンス商品

―貴社の沿革について教えてください

アメリカに本社があり、グローバルの業務用市場で、清掃、作業・搬送、フードサービス関連用品などを製造、販売してきました。前身の「ウースターラバーカンパニー」は1920年に設立されましたので、2020年には100周年を迎えます。
業務用のラバーメイドとしては1968年から展開しており、機能性、デザイン性、耐久性を重視した製品を展開してきました。「見せる清掃」を意識した開発も重ねており、特にカラフルな清掃道具を見かけた方もいらっしゃるかと思います。海外では空港、宿泊施設、商業施設でよく使われており、また、北京、ロンドン、ピョンチャンのオリンピック会場でも使って頂きました。

―今回は何を出展予定でしょうか?

今春発売した「マキシマイザー」シリーズと「スピルモップ(液体吸収)パッド」、また当社のロングセラー商品である「BRUTE(ブルート)」コンテナを中心に出展する予定です。BRUTEはカラフルで汎用性があるコンテナで、ゴミ箱に使うだけではなくスポーツ用具入れや保管容器としてなど幅広く使われてきました。今年は発売50周年を記念してゴールドの限定品も展示する予定です。

―製品に共通するコンセプトはありますか?

当社は「Work Smarter.」をコンセプトに掲げているのですが、これは「生産性をスマートに(かしこく)向上する」「スマートな(洗練された)デザイン」「コストをスマート(スリム)に」という3つの「スマート」を意識しています。
新発売の「マキシマイザー」シリーズは、特に生産性のスマートさを追求しました。作業動作を簡略化したり、作業ステップを減らしたりするなど、最大限の作業省力化を考えています。たとえば飲食店でお客様がコップを落として割ってしまったとしても、ブラシとスクイージーの一体型ブルームと、液体も回収できる自立型のパンで、楽に素早くお店を“平常”に戻すことができます。
また「3-IN-1 フロアーツール」という製品は、床面にこびりついた様々な汚れを、少ない作業で除去できる製品です。たとえば床についたガムは、しゃがんでスクレーパーを使って除去することが多いと思いますが、この製品では立ったまま作業を行なえ、汚れの種類に応じてパッド2面/スクレーパー1面で構成されており、用具を取り換える手間も不要です。別の展示会で展示した際、「ありそうでなかった商品ですね」という感想を多く頂きました。また、耐久性の高さは、ラバーメイドの特長ですので、長期的にお使い頂けます。清掃用品や資材にかけられる費用も限られていますので、余計な買い換えを不要にする、コストのスマートさも意識した開発をしています。

作業の簡略化、省力化を徹底して追求

―BRUTEは貴社の代表的商品として発展していますね

そうですね。様々な用途があるので、当社ではゴミ箱とは言わずにコンテナと呼んでいます。食品衛生法にも適合した商品なので、カフェでコーヒー豆を入れて使われることもあります。長年の間に使い勝手を考えた改良もかなり加えてきました。元々凹凸のない表面だったのですが、現在4つの通気孔がついた形状に変わっています。ここで空気を通すことができるので、ビニール袋が重くなっても真空状態にならず、簡単に持ち上げることができるのです。ゴミ箱としての用途ももちろん幅広く、カラフルさに注目してイベント会場に置きたいと採用してくださった方もいらっしゃいました。

―スピルモップ(液体吸収)パッドはどのような特長があるのでしょうか?

これは新製品で、約1リットルの液体を吸収できるディスポーサブルパッドです。液体を吸収するとパッドがジェル状に固まりますので、使用後に液だれせずに、手を汚さずワンタッチで取り外して廃棄できるのが特長です。ハンドルは伸縮型で、壁付けに設置できるコンパクトな収納ケースに収められます。たとえばフードコートなどでは飲食物をこぼしてしまう場面がよくありますが、壁に設置しておくと、すぐ取り出して処理することができます。バックヤードにモップを取りにいったりしていると、その分初動が遅れて汚れた状態がしばらく残ってしまい、通りかかったお客様が滑って転倒してしまう危険もあります。そのような課題解決に適しています。
今回の展示会でも、吸水性をその場で体験して頂けるようにする予定です。

―デザインの意識も高いですね

当社商品は、ホテルのロビーや商業施設のエントランスなど人の出入りが多く、お客様に快適に過ごしていただきたい場所で、人目に触れることを意識した色やデザインと、作業スタッフの負担が少なくなるような形状を追求しています。キャリーケースのようなクリーニングカート、カラフルなモップハンドル、折りたためて収納がしやすい搬送用カート、などが代表です。現場の環境と、作業を理解したデザイナーが設計していますので、「作業自体を減らす」、「作業ステップをまとめて簡略化させる」という思想に基づき、デザインしています。

多様な清掃現場の背景を踏まえた視点でつくられた製品

―今回出展を決めた背景は何でしょうか?

東京オリンピック、IR整備法の成立、首都圏再開発の推進によりホテルや商業施設の建設が急増していますが、完成するとビルや施設のクリーニングニーズも増えてきます。
一方、現場では人手不足の問題が顕著で、当社の「Work Smarter.」のコンセプトに基づく商品をもっと広く知って頂けたらと、出展を決めました。

―お客様の課題はどのように変化していますか?

作業負担軽減へのニーズは全体的に高まっていると感じています。省力化をコンセプトとした「マキシマイザー」シリーズは、アメリカ本社の開発部が各国のニーズを吸い上げて製品開発をしたものです。日本に限らず人手不足は世界各国で同様の悩みであるといえます。さらに日本はご年配の方が清掃現場に多いので、足腰への負担が低い商品が一層喜ばれると感じています。

―グローバル展開をしている企業としての特長はありますか?

清掃に対する考え方や、清掃を取り巻く環境は国によって様々ですが、お客様のいらっしゃる環境をきれいにしておきたいという気持ちは同じです。そして、短い時間で、コストをかけずに結果を出さなければならない、人手不足に悩み、作業者の負荷をできるだけかけないことも共通の課題です。ただ、そうした共通の課題解決への発想のしかたは、国によってずいぶん違うと思います。どれだけ合理的な作業方法を考えるか、作業自体どれだけ楽をしてしまってよいものなのか、色やデザインに対してどこまで許されるのか、コストも短期的にみるのか、長期的にみるのか。同じ清掃の課題に対して、多様な考え方や背景を踏まえて製品ができているというのが外資系企業の特長だと思います。日本で「これは考えていなかったな~」という製品もお届けすることができるということかと思います。

―来場する方にメッセージをお願いします。

「3つのスマート」を意識した様々な商品を是非見て頂けたらと考えています。実際に触れますので、作業のしやすさを体感してください。展示会は現場の課題を直接聞ける貴重な機会でもあります。次の商品開発のヒントにもなりますので、気軽に立ち寄って様々な課題をぶつけて頂けるとうれしいです。
なお今回はブルート50周年記念でグッズも用意しています。多くのお客様と会えることを楽しみにしています。

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