<グラビア> 時を継ぐ メンテナンスが息づく建物(78)

 

 「三信ビルディング(後)」 

  

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▲地上8階建てのアールデコ調の壮麗な外観

三連窓と4本のネオゴシック式の柱型が特徴

▲吹き抜けの2階から見た美しいアーケード

 

  

           ▲アーチ状の天井や各柱には、繊細な装飾が施されている▲

▲タイル貼りの洗面台は1・2階エレベータホールを挟んだ両サイドに各2カ所配置されていた(現在は使われていない)

           ▲メールシューターは今も現役活躍中

                                 

 
 前号に引き続き、三信ビルディング(1930(昭和5)年竣工)を紹介する。
 我が国のオフィスビルの中に、商店街のアーケードが組み込まれたのは1923(大正12)年に竣工した
 丸の内ビルディングが最初である。その丸ビルが取り壊された現在、丸の内・日比谷周辺で、第二次世界大
 戦前のビル内の雰囲気を味わえるのはこの建物だけである。かつて竣工当時は、アーチのあいだのヴォールト
 天井には天体黄道12宮星座の象徴画がガラスモザイクで描かれていた。

 

*本欄の写真は編集部撮影。本誌グラビアはモノクロです。 

 


            JBMA 社団法人 全国ビルメンテナンス協会