湿度マスターになろう!

日本は、夏場に湿度が高く、冬場は湿度が低い風土です。夏場は70%以下、冬場は40%以上を目安にして、除湿・加湿を行いましょう。

湿度管理で健康生活

湿度が低すぎると、のどや気管支の粘膜が乾燥し、のどを痛めたり、のどの保護作用が低下してカゼをひきやすくなります。また、インフルエンザウィルスは、湿度が低いほうが育ちやすくなります。
逆に、湿度が70%を超えると、カビやダニが発生しやすくなります。カビやダニはアレルギーの元!特に冬場は窓ガラスや北側の壁、押入れなどが結露しやすく、結露した水が原因でカビが生えたりします。乾燥しやすい冬は、加湿器を利用する家庭も多いと思いますが、過度な加湿は逆効果。市販されている湿度計を使って湿度管理をしましょう。

★POINT

  • 梅雨や夏場は、除湿機やエアコンの除湿機能を使って効果的に除湿しましょう!
  • 冬場はエアコンや電気ストーブ、FF式暖房器具を使っているときは適度に加湿を。お料理やおフロ、洗濯物の部屋干しにより、自然に湿度が上がっているときがあるので、湿度計をチェックしてから加湿しましょう。
湿度計をチェックしてから加湿しましょう。

加湿器はお手入れが重要!

加湿器の水やタンクに繁殖した細菌やカビなどがお部屋にまき散らされると、カゼに似た症状が出ることがあります。加湿器の使用をやめると症状が改善されるような場合には、加湿器の汚れを疑ってみてください。
加湿器の水は毎日取り替え、タンク内をおそうじするようにしましょう。

加湿器の水は毎日取り替え、タンク内をおそうじするようにしましょう。

エアコン・除湿器のエアフィルターは定期的におそうじを。

エアフィルターのおそうじは、掃除機でホコリを吸い取ったり、汚れがひどいときには、中性洗剤で付け置き洗いをするとよいでしょう。

除湿器やエアコンなどの始動時に「カビ臭い!」と感じたら要注意。
エアフィルターなどに空気中のカビが付着して増殖し、運転したときにお部屋に広がる恐れがあります。
また、エアフィルターは目詰まりを起こすと風量が落ちて効率が悪くなるので、定期的におそうじをしましょう。エアフィルターのおそうじは、掃除機でホコリを吸い取ったり、汚れがひどいときには、中性洗剤で付け置き洗いをするとよいでしょう。
最近では、エアコン本体が自動でフィルターをおそうじしてくれるタイプもありますね。

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