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年頭所感

社団法人 全国ビルメンテナンス協会  会長 狩野 伸彌

 新年、あけましておめでとうございます。輝かしい平成18年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
 昨秋、九州・福岡で開催されました「ビルメンヒューマンフェア 05」におきましては、全国から多数の方々にご参集をいただき、誠にありがとうございました。また、九州地区本部並びに九州各県の関係者の皆さまには、フェアの大成功をお祝い申し上げるとともに、準備・運営にかけてこられた、そのご尽力に心より感謝申し上げます。お陰様で、2万人の参観者を迎えることができました。
 さて、2006年の今年は、全国ビルメンテナンス協会が誕生して40年目の年を迎えます。全国協会は、産業としての自立を目指す全国の仲間達の熱い思いを受けて、1966年1月24日の設立総会によって産声を上げました。同年10月20には、厚生省より認可を得て社団法人となり、業界発展の一翼を担いながら今日に至ったのでございます。今年は40周年行事を計画し、皆さま方とともにお祝いをいたしたいと存じますので、よろしくご協力のほどお願いします。
 それにしても、社団法人となって40周年のこの年に、公益法人制度そのものを変更する法律制定がなされようとは想像もしなかったことですが、平成18年が私たち公益法人にとっても、新しい時代を迎える区切りの年になることは確かなようでございます。抜本的な法改正が進められ、非営利法人という大きなくくりの中で、全国協会はこれまで以上に、高い公益性が求められてくるわけでございます。
 さて、わが国経済は長いトンネルを抜けて、かつての力強さを回復し始め、株価の急上昇には、早くもバブルへの警戒感を想起させております。平成18年は持続的な景気拡大が続き、成長率も2%台の高い率が予想されています。文字通り景気の良い話しが新聞や雑誌の紙面を賑わせているのですが、私どもビルメンテナンス業に景気が戻るまでにはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。
 弊会で毎年実施している『実態調査』も今回で36回目を迎えるのですが、その調査結果から業界の経営環境は、やや改善の兆しを見せてきたということが判断できるようになってきました。しかし、対前年度増収率がプラス0.8%というように、改善はまだコンマ以下で、ほんの兆しと言うべきかもしれません。しかし、周りが良くなってくると、これまで必死に取り組んできた課題は、いつの間にか忘れ去られ、好調な業績によって問題が氷解したかのような錯覚に陥りがちですが、表層的な景気の循環に惑わされることなく、課題は課題として引き続き取り組みを緩めないようにしなければなりません。
 ビルメンテナンス産業も、わが国経済・社会の構造改革という大きなうねりを受けて、その市場は一変し、供給側(ビルメンテナンス)は需要側の変化に対応できるような産業構造の構築を要請されております。単なる業務請負に終始するのではなく、需要側の業務を真に支援できる産業へと転換していく必要があろうと存じております。このような業界課題の上に、公益的な非営利法人を成立させていくという極めて難しい課題を、いま全国協会は背負っていると考えなくてはなりません。しかし、国が要請する公益法人改革とビルメンテナンス業界が希望する協会事業改革、それら双方に対応するため40周年となる本年は、組織見直しに向けた検討を集中させていかなければならないと存ずるところでございます。
 現在、公益性を担保するための地区協会組織強化事業を推し進めているところでございますが、本年の最大の重要課題は、やはり公益法人制度改革への対応を初めとする組織の見直しに関する検討であろうと存じます。皆さま方にご理解をいただきながら、貴重なご意見をお寄せいただければ誠に幸いに存ずる次第です。
 なお、本年は10月16日から19日まで韓国・ソウルにおいて第16回世界大会が開催されますので、そちらの方にもお出かけいただきたくよろしくお願い申し上げます。


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