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あけましておめでとうございます 【平成28年 年頭所感】

未来の目標値に向かう覚悟と意欲を

明けましておめでとうございます。昨年中は、数々の全国協会事業にご理解とご協力を賜りありがとうございました。特に、9月に札幌で開催されました“ビルメンヒューマンフェア”と併設された“アジアビルメンテナンス大会”には、多くの皆様のご参加をいただきまして誠にありがとうございました。また、フェアを全面的に担い、見事成功に導いていただきました北海道協会の会員並びに役職員諸氏には、心より感謝を申し上げます。

さて、“少子高齢化”の文字が象徴的に言い現わしている通り、日本の経済社会は現状維持さえ、極めて難しい時代に差し掛かっています。身の丈に合った経済社会などと言われますが、縮小再生産で経済が成立するはずもありません。その数字は小さくとも、拡大再生産を続けなければ持続可能な社会は保ちようがありません。

私たちのビルメンテナンスという産業は、確かに新たな価値を生産する産業ではありませんが、生み出された価値を保持するという意味で、社会にとってはなくてはならない産業に属しています。既存の価値を廃棄しても、それを凌駕する生産活力を夢見る時代は過去のものです。既存価値の廃棄分をできるだけ少なくしながら、新たな価値を加えてプラス成長を続けていく社会経済構造への転換が迫られています。

既存価値の廃棄分を少なくするということは、建築物で言えば、ストックの耐久性向上や有効利用の開発を意味し、ハードとソフト両面から既存価値を生き返らせ、長寿命化することであろうと存じます。ビルメンテナンスはそのような時代であるが故に、比較的有利な産業的位置が与えられていると思います。課題は、時代が求めるビルメンテナンスの産業的位置をどのように描くか、そこで描かれた位置に現状をいかに近づけていくかなど戦略的構想に関する追求だと考えます。

このような時代的要請にビルメンテナンスが応えていくために、全国協会及び都道府県協会はこぞって多方面の支援を会員に対して行っていく必要があると考えています。昨年総会では全国協会事業をこの方向にシフトさせ、委員会及び事務局などの組織もこの方向で再編いたしております。結果はもう少し先になると思いますが、直面する事業もこの方向に合わせられるような展開を図っていきたいと考えます。

いよいよ今年は、全国協会50周年の節目の年になり、4月4日から3日間、世界ビルメンテナンス大会が開催されるとともに、夏には50周年式典などが予定されております。予測したわけではありませんが、半世紀節目の平成28年が、名実ともに節目になろうとしています。47都道府県協会を含む全国協会組織の発展的未来は、過去の経験値に依拠して実現できるものではなく、未来の目標値に向かう覚悟と意欲によって初めて達成されるものと考えます。是が非でも、平成28年をそのスタート地点にしていけるよう、会員の皆さまと心を一つにして挑戦して参ります。

平成28年1月1日
公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会
会長 一戸隆男


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