協会会長のごあいさつ

建築物空間を人々の生活や生産に利用するならば、それは人間が住みやすく、働きやすい「生きた空間」でなければなりません。
近年、この建築物空間は、様々な装置によって急速にその機能を高め、ハイレベルな豊かさを競うようになって参りました。建築物空間を「生きた空間」にするためには、まず基礎的に健康的空間、すなわち安全で衛生的空間を形成すること、その上に豊かさや便利さを加えた快適空間を築くことであろうと存じます。
建築物が快適空間を求めて機能を高めれば高めるほど、その機能の維持・保全が重要な問題になって参ります。豊かな生きた建築物空間を創ることが、建築物に対する強い社会的要請であるとするならば、そのために遂行される私どもの維持管理業務は、極めて社会的責任の重い業務であろうと自認するとろであります。
しかし、地球環境の保全が全てに優先する大命題となっている現在、私たちは快適空間を理由にエネルギー消費の抑制努力を回避することはできません。快適空間の一定レベルを維持するために、どこまでエネルギー消費を低下させることができるのか、ビルメンテナンスにとって大きな社会的責務が、もうひとつ追加されていることを強く感じているところでございます。
このようなビルメンテナンス業界の社会的責務を踏まえ、私たち公益社団法人全国ビルメンテナンス協会は、建築物衛生法を初めとする諸法律を遵守しながら、会員の専門的技術及び資質の向上を図るための諸事業を推進致しているところでございます。
















